●HUNGARY GP：決勝。
最後の最後でそりゃないよー！！とでも言いたくなる結末でしたが、初ものというものはいつ見てもいいものです。何だかんだ言って03年の冬からずっと気にかけてたヘイキがまさか初優勝なんてねえ。しかし、ちょっとだけハッキネンの初優勝を思い出したのは自分だけ？
それより嬉しかったかもしれないのはグロックの初表彰台ですね。前戦あんな大クラッシュがあったばかりで心配だったんですが、今回3日間通してずっとトゥルーリより調子良かったですしね。逆言うとトゥルーリには何やっとんじゃと突っ込みたい気分ですが、まあそれでもちゃんと点取って来たんだから良しとすべきか。
BMWのぐだぐだっぷりはさすがに今回だけでしょうけど、レッドブルのジリ貧振りが気になる…。コンスト4位争いの相手がレッドブルならまあ楽かと思ってたんですが、ルノーだときっついなあ。なんせ、アロンソいるし。
…といいつつ実は今回一番びっくりしたのはピケ子の6位かもしんない（笑）。
以上、決勝直後の覚え書き。
今回はSCが入るような大荒れはなかった代わりに、予想外のことがわらわら起こったレースでした。ハミルトンのタイヤバーストはびっくりしたけど、あやつの典型的4輪ドリフトなドライビング考えたらああそりゃタイヤ壊れるわ、って気もしますが、さらにその上行ったのがマッサちゃんの残り3周でのトラブル…。さらにそれで勝っちゃったのがヘイキってのが！！
最後の最後でライコネンがグロックに無表情で（想像）じわじわ追いついてくるのは何かジョーズでも髣髴とさせて恐怖すら感じましたわ。マッサちゃんが止まった途端に諦めたように見えたのは、とりあえず3位なら酒飲めるからいいや、とでも思ったから？（笑）（ちょっと待て1コーナーイエロー出てただろマッサちゃん止まった時）あれでテールトゥノーズになった時にグロックが耐え切れたかどうか見たかった気もしますが、ライコネンバトルにはめっさ強いからなあ。まともに相手したら勝ち目なかったかも。車が車だし。
それにしても、今回妙にピットでの給油トラブルがクローズアップされてましたが、あの給油機もいっそFIAからの支給まんまでなしに各チームでメンテナンスでも出来ればいいのに。…違法改造するチームが出るから駄目か？（いつの話を蒸し返してる）（94年…）
何にせよ、コバライネンとグロックには改めておめでとう。コバライネンの日焼けした笑顔がまぶしかったです。反面グロックは初めての2位とは思えないくらい落ち着いてたというか、疲れ切ってたと言うか…。ああいう子がチームメイトだと余計トゥルーリの落ち着きのなさが目立ちますな（汗）。
でも、記者会見で一生懸命喋ってる横でフィンランド人2人にそっちのけでおしゃべりされてるあたり、属性的にはニックに近いのか？（だからいつの話だよ）（05年マレーシアのアロンソ&トゥルーリ仲良し会見…）
あと、あんまり映してもらえなかったけど、今までの努力がやっとそれらしい結果になったアロンソには敢闘賞。あと、マッサちゃんには個人的にスタートオブザイヤー進呈。
悪くなかったけどずば抜けてよくもなかった予選番長2人は次までに何とかするように。
