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2007.09.21 Friday

富士という場所の意味。

 以前から散々騒いでいた『日本のレース100選 94年インターTEC』買いました。ええ当然発売日に(笑)。さすがに保存用と実践用はまだですが。当然、感想も書く気バリバリだったのですが、ここまでずるずる引きずってたのはちょっと理由というか、思うところがあったためで。


 さすがに13年も前のレースとなるといい加減記憶もあやふやどころじゃないので(当時のTV放送、録画したはずなんだがどうも旧宅に置いてきたようで(泣)。今度回収してこなくては)、改めて記事をじっくり読むとああそんなことがあったんだなあ、と、懐かしくなるより先に無性に悲しくなってしまったんです。
 あの日、あの場所にいながら、当時のことをおぼろげどころか殆ど覚えていない自分に。

 関谷さんが日曜朝のウォームアップで止まってクレーンで牽引されていったのははっきり覚えているんですが(写真も残ってる)、あの時点で実はリタイヤを宣告されていたことも、第1レースのスタート直後に多重クラッシュがあって赤旗が出たおかげで再出走出来た事も、記事を読むまで全く記憶になかったというか、お前はあの場にいながらこんな重要な事も覚えていないのか、と突きつけられた気分で。
 ページをめくるたびに、こみ上げてくるのは懐かしさ以上に、泣き出したくなるような衝動に近い感情ばかり。こんな自分でも、あの日あの場所にいたことを、誇りに思っていいのかな。


 それと同時に気が付いたこともありまして。
 どれだけつたなくても、自分が見たこと、聞いたことを自分の言葉で残しておくというのは実はすごく意味があるんじゃないのかということ。あのレースの3ヶ月前に見に行ったJTCCの筑波ラウンドは、当時所属していたサークルの会誌に10数ページにわたってレポート漫画描いてるんですよ実は(残念ながら原稿は紛失してしまって会誌も旧宅に置きっぱなしですが)。INTER TECではそういう作業は一切やってなくて、もしかして記憶が殆ど無いのはそのせいなのかもなあ、と。鈴鹿の事だって、既に4年も前になる03年の決勝の事は観戦記読めば思い出せる(それ以降のはみんな未完なんですよね、すいません)。
 うん、今年はちゃんと、最後まで書こう、観戦記(自分で退路を塞いでしまった気もするが(汗))。


 その前に今週末は怒涛のトヨタイベントラッシュですよ(汗)。まだまだ暑いので体力が持つか心配ですが。わしは明日お台場、あさって原宿、しあさってお台場、の予定です。たいてい一人でうろうろしてると思いますので、とっつかまえてみたい方はdonguri0718あっとgmail.com(モバイル用アドレスです)までお気軽にどうぞ。女性ファン大歓迎(爆)。
 多分日本GPが終わるまでこちらの更新も止まっちゃうと思いますが、現地に行かれる方もTVで観戦される方も、良い日本GPになりますように。

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